Material
材料紹介
パラジウム合金

パラジウム合金
一般的に銀歯といわれる金属ですが、パラジウムを20%、金を12%、銅16.7%含む金属です。 あまり聞きなれないパラジウムですが、車の触媒(自動車のエンジンとマフラーの間の排気パイプ)等に多く使われる金属です。
金・・・12%
パラジウム・・・20%
銀・・・49.2%
銅・・・16.7%
その他・・・イリジウム、亜鉛、 インジウム
ゴールド(18k、20k、16k、14kなど)

ゴールド(18k、20k、16k、14kなど)
純金を銅や銀などで割った金属です。 アクセサリーなど幅広く使われていますが、金は生体親和性が高く、抗菌作用もあります。歯科ではかたさの問題から、インレー、クラウン、などは18k、20kを使用し、歯の土台(支台歯)には14k、16k等が使われます。
例:18kゴールド
金・・・75%
銀・・・8.8%
銅・・・15.2%
その他・・・亜鉛
白金加金

白金加金
金合金にプラチナ(白金)を含んだ金属です。生体親和性が高く、抗菌作用も硬さも、ゴールドより良いものです。色がややうすい金色になります。
金・・・69%
白金・・・2%
銀・・・12%
パラジウム・・・4%
銅・・・11%
その他・・・亜鉛、イリジウム
陶材焼付用合金(プレシャス、セミプレシャス、ノンプレシャス)

陶材焼付用合金(プレシャス、セミプレシャス、ノンプレシャス)
セラミックがくっつくための金属です。金が8%以上含まれるものをプレシャスメタル、金が50%以上のものをセミプレシャスメタル、金が含まれていないものをノンプレシャスメタルといいます。硬さの問題からセミプレシャスメタルが多く使われます。
セミプレシャス
金・・・51%
パラジウム・・・37.9%
インジウム・・・9%
その他・・・銀、白金、イリジウム、 ガリウム銅
硬質レジン

硬質レジン
いわゆるプラスチックのため、時間の経過により変色をおこすことがあります。
ハイブリットセラミック

ハイブリットセラミック
セラミック(陶器)とレジン(プラスチック)を混ぜた材料。
色は白く、歯の硬さに似ているため、まわりの歯を痛めません。
色は白く、歯の硬さに似ているため、まわりの歯を痛めません。
セラミック

セラミック
いわゆる陶器を考えていただけるといいですが、見た目がとても美しく、天然歯のような透明感もあります。
又、長い時間変色がみられません。
又、長い時間変色がみられません。
プレスセラミック

プレスセラミック
いままでのセラミックより強度が約4倍になり、割れにくいセラミックになりました。
ジルコニア

ジルコニア
白い金属ともよばれている、軽くて、とても丈夫なものです。
スペースシャトルの外壁や人口関節などにも使われています。ただ歯のような多彩な色は出せないのでフレームをつくってその上にセラミックを盛るように使います。
スペースシャトルの外壁や人口関節などにも使われています。ただ歯のような多彩な色は出せないのでフレームをつくってその上にセラミックを盛るように使います。